プラウド赤坂 PROUD Akasaka
外観のファサードについては、九鬼周造“「いき」の構造”に著されるような江戸時代の和服の織り方を彷彿とさせる縦糸と横糸の重なりや、日本らしい格子のデザインを、サイズの異なるボーダータイルの組合せで表現した。分節として設けたアルミパネルや9階以上のコーナーに配したカーテンウォールの洗練されたイメージが、赤坂のモダンな個性を引き立てた。エントランスアプローチには、低・中・高木を積層させ、氷川神社の持つ深い緑との関連性をもたせて、錆色の横格ルーバーフェンスとその後ろに覗く笹やシラカシの緑とのコントラストによって、間口全体で私邸への境界線となる塀を作った。また、緑に囲まれた老舗料亭を彷彿とさせる存在感のある高さ約4.1mの門(ゲート)を構えた。
外観を印象付けるタイルについては、納得のいく色が出るまで半年以上かけて何度も焼き直し、ここにしかない、この地に相応しい赤坂色となっており、風合いに拘ったブラウン色の目地もそれを引き立てている。
総戸数は40戸。少ない住戸数でありながらも、1LDK~3LDKの8タイプ。共用部にPSを集約し、SI(スケルトンインフィル)構法を採用することで、将来的な更新の際に専有部内に立ち入る必要のない計画としている。また、水周りのオーダーメイドにも対応し、赤坂に暮らす人々の様々なライフスタイルの要望に応え、提案している。














