美浜町生涯学習センター・なびあす Mihama Lifelong Learning Center Navi-us
町庁舎、はあとぴあ、中央管理所と共に伊牟移神社の自然を取り囲み、鎮守の森を借景として活用できるように、また町庁舎との連続性、一体化を図る為に、庁舎の西側に隣接して配置しています。庁舎前の車廻しを挟んで、新しい駐車場を作り、将来的には本施設と庁舎、はあとぴあ、中央管理所をつなぐことが可能な計画とし、更に伊牟移神社の北側の中央の空地を散策できる静の庭として整備していくことで、自然に溶け込む「歩けるまち」を形成することを考えています。
「学びのストリート」でゾーンを繋ぎ、アクティビティを連携
東西に延びる「学びのストリート」とが建物全体をつなぎ、その両側に「ホール」、「公民館」、「図書館」の3 つの施設を配置しています。「学びのストリート」は可動展示パネルによりオープンな展示ギャラリーにもなり、人がのんびりくつろぎ、様々な情報を得る空間になっています。また施設名称上の分け方とは別に、
①発表・練習ゾーン(ホール、コミュニティルーム、研修室等)、
②交流・管理ソーン(エントランス、喫茶、スタジオ、会議室等)、
③読書・創作ゾーン(図書館、趣味の部屋、和室等)の
3つのゾーンを「学びのストリート」がつなぎ、中庭を挟む3 棟の分棟形式で分かりやすい施設構成とし、光を取り入れ、各ゾーンのアクティビティを連携させることで、町民活動が建物全体にあふれる施設構成になっています。全体の建物のイメージは、美浜の美しい海と魚、魚の群れ、魚の鱗、鱗雲等をイメージして作りました。壁面はランダムで、かつ光の当り方によって見え方の違う、魚が群がっているようなタイルとしました。学びのストリートの上空(天井)は、魚群、鱗、鱗雲等をイメージし、ホールとコミュニティルームを繋ぐ部分では、夕日を浴びて少しサーモンピンク色に変化する空をイメージして作りました。





























