加茂野交流センター・あまちの森 Amachi no Mori
美濃加茂は名古屋近郊ながら豊かな自然に恵まれた街です。その市内でも特に人口増加の著しい加茂野地区における新たな交流拠点として、この建物が計画されました。約1年間にわたりワークショップを行い、市民の要望をできる限り吸収した結果、当初案とは全く違う形になりましたが、「自分達の意見がこの建物を作った」と市民が思える、地域に根差した建物となりました。
市内公共施設を調査したところ、計画地が図書館を利用しづらい地域であることがわかり、建物内に図書館機能を付加することになりました。共用部のほぼ全ての壁面を木製書架とし、RC打放しでありながら木の温もりが感じられる空間が生まれました。外観はコンクリート打放しですが、本来タイル貼りの下地となるMCR工法を仕上げとして採用し、無表情となりがちな打放面にランダムな陰影を作り、独特な表情を作り出しました。
市民と一緒につくりあげた、本に囲まれ、天乳池を望み、用がなくても一日のんびり過ごせる居心地のよい空間は、家、職場に続く第3の場所「サードプレイス」として、毎日多くの市民で賑わっています。




























