新潟市秋葉区文化会館 Akiha Ward Cultural Center


文化に触れ合える空間
ホールでの公演のない日にも賑わいが生まれるように、池に面するエントランスロビーに本やレコードが置ける設えとし、気軽に立ち寄れるように計画しています。また、スタジオ、練習室、楽屋等に面して窓が設けられており、何気なく訪れた人々が、それぞれの時間を過ごしながら様々な活動に出会うことで、音楽や文化活動に触れることができます。段状の建物全体の形状と、変化を繰り返した平面形状とのズレを、折れ曲がりねじれた構造体が繋いでいます。
このホールでしか聞くことの出来ない低音の響き
里山の洞窟に着想を得たホール内部は、音響解析を繰り返して生まれた形状のコンクリート構造体がそのまま仕上げとなり、他に例を見ない大きな比重の反響面がこの場所だけの低音域を響かせます。ネット上の躯体の開口部には、アルミ繊維板がはめ込まれ、残響時間の調整を担うと共に、木漏れ日の様な光を見せます。石工達の手仕事による全面叩きにより仕上げられた巨大なコンクリートの洞窟は、時にその重さを感じさせず、この建築をつくった人々情熱を伝えます。




















