2024年 グッドデザイン賞 Good Design Award 2024
審査委員の評価
前面ファサードの凹凸によって、日の当たり方が様々なヒューマンスケールの居場所が、窓の近くやテラスとして多く生まれている。それだけでも非常に魅力的だが、四方向に窓を確保したことで十分な通風を確保しつつ、ファサードの凸凹が風を和らげる効果もあり、室内に心地よい風を取り込むことができるという。天空率を最大限活用し、環境シミュレーションも掛け合わせることで、生き生きとしたファサードと人の居場所が実現されていることを評価した。緑が繁っていくと、凸凹のファサードと相まって、より有機的な表情になってくると想像している。