2021 年グッドデザイン賞 Good Design Award 2021

審査委員の評価
象設計集団が手がけた旧館に代わり、新居千秋による新しい建築が小牧市に誕生したが、これも力強く、強烈な個性をもったデザインだ。とくに四層の吹き抜けの大空間は壮観であり、行き交う人々のアクティビティを可視化している。設計者が得意とする市民ワークショップの成果も、独特なデザインに反映された。近年の図書館のトレンドを踏襲し、人の賑わいを戻すべく、駅前の商業施設跡が敷地となり、内部には多様な居場所を創出することで、その期待に応えている。